北九州ポップカルチャーフェスティバル -MONOCAFEエリア-

北九州ポップカルチャーフェスティバル -MONOCAFEエリア-

workshop

ハンガソン(ハンガーがテーマのハッカソン)レポート

2016/09/02

クリエイティブ・ファブ・プロジェクト(Creative Fab Project)

クリエイティブ・ファブ・プロジェクトは、地場企業の製品に関連したテーマで、様々なスキルを持つ人々によるハッカソンを行い、地域の人材や機材を活用して試作し、製品化を目指す、地方創生の新しいモノづくりの取り組みです。第一弾として、情報科学芸術大学院大学の小林茂教授を講師に迎え、地場企業のマルソー産業株式会社様(クリーニング用プラスチックハンガーのトップメーカー)の協力を得て、ハンガーをテーマとしたハッカソン「ハンガソン」を実施しました。また、株式会社IDCフロンティア様の協力を得て、最新のIoTプラットフォームであるmyThingsのサポートも行いました。

ハンガソン(ハンガーがテーマのハッカソン)

日時:【DAY1】2015年9月6日(日)10:00~18:00
【DAY2】2015年10月3日(土)10:00~17:00
場所:fabbit(北九州市小倉北区浅野2-14-3)
講師:情報科学芸術大学院大学(IAMAS)  小林 茂  教授
ファシリテーター:マルソー産業株式会社    近藤 亮馬 氏
株式会社IDCフロンティア 大屋 誠  氏
サポーター:地域の大学教員、民間エンジニア等 7人
参加者:20人(5人×4チーム)福岡県内、山口県からの参加者
協力施設:fabbit(3Dプリンター)、西日本工業大学(レーザーカッター)、北九州イノベーションギャラリー(3Dプリンター、レーザーカッター、3D切削加工機、金属加工用機械、木材加工用機械、溶接加工機等)

overview

会場の様子

DAY1(アイデアスケッチからハードウェアスケッチ)

まずは、イントロダクション。講師の小林教授から、岐阜県のコア・ブースター・プロジェクトの紹介があった後、今回のイベントが単なるお祭り的なハッカソンではないと告げられます!
様々なスキルを持つ参加者20名は、自己紹介の後、A~Dのチームに分けられ、初顔合わせも多いチーム内で物事を決定していく練習もかねて、チームで昼食へ。
昼食後は、アイデアスケッチの時間。「ハンガー」というテーマは易しそうで難しいようです。
「誰」「いつ」の7x7のマトリックスに付箋を貼っていき、その中から2つを選びます。(10分)「誰」「いつ」が決まったら、それからいろいろなアイデアを考え、アイデアスケッチシートに「どこ」、「何」、「タイトル」と絵をかきます。人と触れたり、見たり、感じたりする部分には
色をつけます(20分)さらに、もう一度アイデアスケッチを繰り返します。(20分)
アイデアスケッチを活用すると、短時間でたくさんのアイデアを分かりやすい絵で描けます。

アイデアスケッチ

アイデアスケッチ

ここで、myThingsKonashiのテクノロジーハンズオン。LEDが光ると歓声が上がります。
次に、たくさんのアイデアスケッチの中から、チームで一つ選択し、コンセプトスケッチを描き、いよいよハードウェアスケッチの時間。ハンガーやダンボール等を使ってアイデアを形にします。

ハードウェアスケッチ

ハードウェアスケッチ

そして、各チームの発表です。
Aチーム:Careハンガー(スーツの臭いでクリーニング時期を通知)
Bチーム:アスリートハンガー(さぼり防止機能付き)
Cチーム:パーソナルハンガー(旅先での小物整理)
Dチーム:おかえりハンガー(子ども見守り)

各チーム発表

各チーム発表

DAY1からDAY2まで

各チームで、ハードウェアスケッチに基づいた試作を行います。
遠隔地メンバーとの情報共有にSNS等を活用しています。
西日本工業大学のデジタルものづくりカフェではレーザーカッターを使った試作が行われ、fabbitでは3Dプリンターを使った試作が行われています。
今回は北九州イノベーションギャラリー(KIGS)の設備を利用する人はいませんでしたが、KIGSは、3D切削、金属加工、木材加工、溶接加工までできる市の施設です。

西日本工業大学のレーザーカッター

西日本工業大学のレーザーカッター

fabbitの3Dプリンター

fabbitの3Dプリンター

北九州イノベーションギャラリー(KIGS)の工房

北九州イノベーションギャラリー(KIGS)の工房

DAY2(開発最終日、成果発表)

各チームが集まり、最終の開発。

Aチーム開発風景

Aチーム開発風景

Bチーム開発風景

Bチーム開発風景

Cチーム開発風景

Cチーム開発風景

Dチーム開発風景

Dチーム開発風景

完成した作品を紹介します。
Aチーム CareHanger
センサーでスーツの臭いを検知して、IDCFチャネルとmyThingsを使い、スマホにクリーニングに出すよう通知します。

CareHanger

CareHanger

各種センサ通知の仕組み

各種センサ通知の仕組み

通知画面

通知画面

Bチーム ATHLETE 3 OUTS
アスリートがトレーニングを欠かさないよう、ハンガーのLEDでお知らせします。
Cチーム パーソナルハンガー
出張先で便利な折りたためるハンガー。横がけや縦がけのタイプもあります。

3種類のハンガー

3種類のハンガー

ハンガー使用例

ハンガー使用例

Dチーム おかえりハンガー
子どもが家に帰ってきたことを親に通知。子どもが喜ぶしかけもついています。

集合写真

集合写真

(※)Bチーム、Dチームは、申し出により、作品の写真や詳細情報等の掲載はございません。

知的財産権の取り扱いについて

今回のハンガソンには、知的財産権の取り扱いについての条項を含む「参加同意書」に同意した方のみが参加しています。参加同意書では、各チームの成果物に対して、その成果物の公開、利用、権利化のための措置、製品化の意向権利化の予定がある場合には、イベント終了後7日間以内に「終了後の確認書」をチームとして提出するよう求めています。これは、ハッカソンなどでの権利化等のトラブルを防止するためには必要な措置です。

Kitakyushu MONOCAFE 2015への出展

11月7日(土)8日(日)に西日本総合展示場で開催されたデジタルものづくりクリエーターの祭典「Kitakyushu MONOCAFE 2015」にて、ヤフー株式会社の出展ブースに、ハンガソンのAチーム、Cチームの試作品を展示しました。家族連れの来場者が多いイベントに出展したことで、エンジニアではない一般の人から、試作品に対して、今後の参考となるのたくさんの意見をいただくことができました。ハッカソンの成果に対して様々な人からコメントをもらえる場の提供も重要であると感じています。

Kitakyushu MONOCAFE 2015に出展

Kitakyushu MONOCAFE 2015に出展

関連資料

ハンガソンレポート(PDF)
ハンガソン参加同意書(PDF)
ハンガソン終了時の確認書(PDF)

【お問合】公益財団法人九州ヒューマンメディア創造センター
プロジェクト推進課
〒805-0071北九州市八幡東区東田1-5-7
TEL: 093-663-2950  FAX: 093-662-2955
Mail: media2@human-media.or.jp

-workshop
-, , , , , , , , , ,